ロマサガ3RTA (状況再現有り,分身技有り,バグ利用なし)

ロマサガ3で状況再現とクイック分身を使用しリアルタイムアタック(RTA)を行ったので,その記録を残しておく. 記録はエンディング終了時2時間26分24秒. 状況再現とクイック分身を用いたものでducky氏の指輪ころがし禁止で2時間56分というすばらしい 記録が既に存在している. しかし,ducky氏が状況再現の使用を最小限に抑えているのに対し,本攻略においてこれを最大限に活用しようというコンセプトのもとにチャートを組み立てた. また,状況再現とクイック分身の使用を禁止にしたRTAは別に行っているので,興味がある人は, こちらを参照して欲しい.

条件

New Gameを選択してからエンディング終了時(「Romancing Sa・Ga 3」のタイトル出現時)までの時間を計測 禁止事項はなし.具体的には,下記のテクニックを使用.
  • 状況再現
  • クイック分身

基本戦略

冒頭でも書いてある通り,このRTAチャートはクイック分身と状況再現を主軸においてある.クイック分身に関する詳しい解説はここでは省くが,端的に言うと,分身剣とクイックタイム(QT)の性質を組み合わせて高火力の分身剣で敵に行動させないままラスボス撃破まで突き進むというものである.そして,物語の前半は物語を進めつつこのクイック分身を行なうための準備に費やすことになる.この戦法を用いた場合,ビューネイ戦以降の立ち振る舞いは,ほとんど短縮しようがないため,いかにビューネイまでの時間を削るかということが問題となる.

状況再現

状況再現により,技の閃き,技の極意化,ステータスアップは,全て事前に調べた乱数パターンに当てはめて状況を再現する.状況再現により運の要素を極力排除することが可能だが,条件が異なると状況を再現できない可能性があり(特にステータス),そのため,雑魚敵との戦闘はなるべく避ける.雑魚敵と戦う場合も無用な行動は避けて行動が必要なキャラ以外は防御する.

ラップライム

OP終了 3:59
魔王殿奥の扉の声  10:55
バンガード起動 20:20
イルカ像入手  29:56
ボルカノ撃破  35:12
バンガード発進 39:56
サンディーヌ撃破  44:24
魔王の鎧撃破  1:00:50
フォルネウス撃破  1:14:44
アラケス撃破  1:30:10
ビューネイ撃破  1:44:41
アウナス撃破  1:50:39
アビスナーガ撃破  2:04:40
真アラケス撃破  2:07:57
破壊するもの撃破  2:14:30
ED終了  2:26:24

動画

具体的な攻略は 動画を参照してもらいたい.

補足

ロビンとノーラ

今回は,仲間にするイベントに時間がかかるロビンをノーラと交代した.能力値を鍛える時間が惜しいRTAにおいてはロビンは非常に有用なキャラであるが,彼を仲間にするのに専用のイベントをこなす必要があり時間がかかるのが難点である.それに代わって,ノーラはロビンよりも能力値的に劣るキャラであるが,約30秒で仲間にすることができる.また,初期武器レベル(殴Lv8)が高いため他のメンバーと武器レベルの足並みが揃い一人だけ武器レベルが低くて足手まといになるようなことはない.

斧技の導入

ノーラを加入したのは,ロビンの代わりというだけでなく斧技を導入したからというのもある.導入したかった斧技は次元断とヨーヨーである.次元断はデイブレークの代わりに使用する.これはデイブレークと違って極意をとれば複数人使えるため,敵を早く倒したいときはボストンの先制次元断で処理し,技を閃いたあとで敵を倒したい場合はノーラなどの次元断を使用するなどの使い分けが可能になる.これによって,固定敵の撃破するターン数がかなり減る.このように次元断が非常にタイム削減に有用であるため,次元断を使用しそのまま斧レベルを上げて,斧技の分身技であるヨーヨーを使用させる.ヨーヨーは手斧とフランシスカの固有技であるがフランシスカを入手する時間はないため手斧のヨーヨーを使用する.手斧のヨーヨーは攻撃力が白銀の剣の分身剣よりも劣るがギリギリラスボスを倒せるダメージを出せる.加えて,手斧は値段が安いため王家の指輪転がしによるオーラム増殖を行わなくてもタイムに影響しなくなる.

フォルネウスとビューネイ戦における状況再現の導入

コマンダーモードの状況再現は,WPの微細な差異で再現内容が変化してしまったりとデリケートである. しかし,これを再現するメリットは大きい. 今回は再現に陣形技(高速ナブラ)を途中から組み込むことによって個人のWPの差異を無視して最初から最後まで完全に状況再現する(ただし陣形技に参加しないボストンのWPは注意する). コマンダーモードにおけるカーソルの縦のズラしは難しく失敗の可能性を孕んでいるが,練習次第で成功率は上がる.

 ビューネイ戦における状況再現は,戦闘に入る前にグゥエインとの会話で選択肢がありカーソルを下にずらさなければならない.この選択肢を選ぶフラーム単位のタイミングで再現される状況が変わるため,ビューネイ戦の状況再現を困難にしている.前回はウォーターポールを使用してそれなりに勝率も安定していたため無理に状況再現する必要もなかったが,今回はカタリナのJP上げを行わないためウォーターポールを使用できない.そのため,ビューネイ戦を安定して切り抜けるには状況再現が必須になる.ビューネイ戦の状況再現は,事前に起こりうるすべてのパターンを想定して,どのパターンになってもビューネイ撃破までもっていけるように事前にパターンを構築しておくのが肝心である.しかし,全てのパターンを用意してもビューネイはお供レベルでHPが変わるため後半再現がズレる時もある.また,今回は武器レベルが20で全ての状況再現を作っているがアラケスで21に上がった場合も再現が狂う可能性もあり,全てのパターンを用意したからといって安心はできない.これ加えて,ビューネイ戦は背景が目まぐるしく動いているためカーソルを瞬時に把握するが困難である.これはカーソルを縦に最速で移動させるのを難しくさせるが,カーソルの効果音でタイミングを把握してグゥエインのカーソルを最速でツインスパイクに選択する.

ビューネイ戦

低ステータスで戦うビューネイは,下記のような戦法がある.

ストーンスキン
戦法
装備では魔防を重視して,ストーンスキンで物理防御を補うというもの. しかし,10ターンで石化するストーンスキンは長丁場になるビューネイ戦では最初から使用するわけにはいかず, 第二形態ぐらいで使用することになるが,第一形態と第二形態は尾撃などの物理攻撃を行なってきて, それに続いてアースライザーを受けると簡単に敗れる.そのためHP200以下という低HPで安定性を要求される状況においては使い辛い.
フェザーシール
戦法
最初のターンでフェザーシールで敵のターゲットから身を隠して,最終形態までの攻撃をグゥエインに任せるという戦法.しかし,透明状態といえど,アースライザーやサンダーボールなどの攻撃は受け,そして,グゥエインのWPを温存しつつ戦う(一つの形態ごとにツインスパイク×2とかぎ爪×3)と最終形態までに15ターン程度はかかるため全くの無傷とはいかない.生命の杖や術による回復手段があれば,おそらく一番安定する戦法ではあるが(実際,セレクト禁止RTAではこちらの戦法を採用した),このRTAという状況においては,その両方とも使用できず,3つしか持てない高級傷薬では攻撃に耐えられない可能性が高い.
ウォータポール
戦法
このRTAで採用したのはこのウォータポール戦法である.これは,地相変化技をもたないビューネイだからこそ有効な戦法である.これは,その名の通りウォーターポールで物理攻撃とアースライザーを凌ぐというものである.そして,ウォーターポールには自動回復の効果も備わっているため,王家の指輪を装備する必要がなく装備を強化することが出来る.おそらく,この戦法が一番勝率が高い.しかし,ウォーターポール(JP6)とクイックタイムで地相を変化させる(ウォーターポールが地相を変化させる確率は低いので頼りにできない)ために最低JP2上げてJP7にする必要があり,そして,JPの上昇率は高くなく非常に手間がかかる.このRTAにおいては状況再現で上昇させてある.

ラスボスにおける安定性の排除

今回は,タイムを詰めるためにラスボス戦の安定性を無視してラスボスを倒すことのできるギリギリの戦力と準備しか行わなかった.JPを上げず,ロビンを仲間にせず,火力の低い手斧ヨーヨーを導入したりするためラスボス戦における勝率は低い(具体的な勝率は出してないがおそらく30%未満).撃破までの必要条件は,獣魔の翼が発動しない,闇の翼が3ターン以内に発動するである.しかし,この形態変化の手順であってもQT内に倒せないため,QTが切れた後に残りの15000程度を削らなければならない(カタリナ,ハリード,ボストンはだいたい先制できるため残り3000が運任せ).今回の記録においては,QTが切れた次のターンにディレイアクションのアビスの風が発動したため能力を参照したまま分身技を使用し撃破することができた.

first post 2010/06/09

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