破壊するものの形態変化に関する調査

破壊するものは複雑な形態変化を行いますが、その規則はいまだ不透明なままに留まっている。その形態変化に関して筆者が気づいたことをまとめた. といっても、検証が十分ではなく、個人的なメモ程度のものになる.また、 こちらのANCIENTさんの解析の理解を前提にしている。

形態変化を調べてみると、破壊するもの(破壊)とサラ&少年(再生)のせめぎ合う力が形態変化で表現されているのが分かる。 通常第一形態は,サラ等の力によって破壊するものの力を抑えているため破壊するものの攻撃は緩いのだが、 破壊するものの力が強まるにつれて攻撃が強力な形態になっていくことを表現しているようだ。

用語

破壊するもの

ラスボスの名称。HP75000(実際のHPは7500で、内部でダメージが10分の1で処理されるのだが分かり難いので通常通り表記する)。
その他の詳細なデータは こちらを参照。

真・破壊するもの

アビスにいる四体の真・四魔貴族を一体も倒さないで破壊するものと戦うと闇の翼形態の行動パターンがより強力になる。これは通称、真・破壊するものと呼ばれる。また、真・四魔貴族を一体でも倒すとこれは弱体化して通常の破壊するものになる。

通常形態

戦闘突入時のグラフィックの形態。グラフィックが同じでもこの形態は4つの形態によって構成されている。
それぞれ形態1、形態2、形態3、形態4と表記してある。

闇の翼形態

闇の翼が発動し、破壊するものに翼のグラフィックが追加された形態。ラスボス本体とHPを共有している。この形態時に天術を使用して特殊アビス地相を解除すると光の翼が発動してターン内に強制的に通常形態へ移行する。またその際、同ターン内の敵の行動もキャンセルされる。

獣魔の翼形態

真・四魔貴族を倒さず残していると彼らに対応する形態に変化する。4種類の形態がある。破壊するもの本体のHPとは独立したHPを持ち、また、撃破時には5000のダメージが本体へ入る。

メッセ付き闇の翼

ラスボスへのダメージが6万を超えると闇の翼が発動して闇の翼形態になりサラと少年のメッセージが出現する。この形態になると特殊アビス地相は固定されるため光の翼も発動しない。通常の破壊するものがこの形態になると味方が与えたダメージも持ち越されるため敵の残りHPは15000以下であるが、真・破壊するものの場合はこの形態になると敵のHPは4万まで回復しダメージの持ち越しはない。

通常変化

通常形態内における変化。例えば、形態1から形態2などへ変化すること。

特殊変化

通常形態から闇の翼形態もしくは獣魔の翼形態への変化。また、形態1と2は獣魔へ特殊変化する可能性をもち、形態3と4は闇の翼へ特殊変化する可能性をもつ。

形態変化のパターン

通常第1形態
戦闘に入って最初は必ずこの形態である。最初のターンに限り特殊変化を行なわず通常変化のみ可能性がある。2ターン目以降も形態1に留まった場合特殊変化する可能性が発生する。

・獣魔の翼への特殊変化(最初のターンを除く)
・形態2へ通常変化(高確率)
・形態3へ通常変化 (低確率)
・形態4への通常変化(検証中に未確認)

通常第2形態
この形態からの変化は:

・獣魔の翼への特殊変化
・形態1への通常変化(検証中に未確認)
・形態3への通常変化(高確率)
・形態4への通常変化 (低確率)

通常第3形態
この形態からの変化は:

・闇の翼への特殊変化
・形態1への通常変化(検証中に未確認)
・形態2への通常変化
・形態4への通常変化

通常第4形態
この形態からは:

・闇の翼への特殊変化
・形態1への通常変化(検証中に未確認)
・形態2への通常変化
・形態3への通常変化(検証中に未確認)

獣魔の翼が解除された直後の形態
獣魔形態のHPを0にした場合、その直後に通常形態に戻るが、どの形態に戻るかはランダムのようである。また、獣魔が解除されたターンは例外を除いて特殊変化はしない(通常変化はする)。例外とは、獣魔を解除したターンに破壊するもの本体のHPが60000切ったときはメッセ付き闇の翼へ特殊変化する。

・形態1(未確認)
・形態2(中確率、20〜30%程度?)
・形態3(高確率、70%程度?)
・形態4(低確率、恐らくほんの数%)

闇の翼が解除された直後の形態
未調査

形態変化の謎

同じ形態であっても次に変化する形態の確率が異なるように思われる。確実だと思われる要因は、(1)ターンが経過するごとに特殊変化しやすくなる、(2)攻撃回数によって通常変化の確率が上昇する、などである。

破壊するものの形態変化に関する仮説

通常変化

通常変化の基本的特徴. 1ターン毎に「特殊変化」と「通常変化」の判定が行われる。 特殊変化が通常変化より優先される。 最初の1ターン目は通常変化の判定は行われるが特殊変化の判定は行われない。 4ターン終了時までに必ず特殊変化を行う。戦闘開始のターンを含めると開始から5ターン目終了時までに特殊変化する。 ただし(非近接攻撃で?)ダメージを与えることで4ターン以降のターンにも突入することができる。

敵に対して攻撃行動を行わない(常に防御した場合)

特殊変化率上昇&通常変化率ともに上昇する。
敵に対して攻撃を行わないと形態3にはならない。
攻撃がヒットする度に特殊変化率&通常変化率が共に上昇する。
そのため、龍神烈火拳などの近接多段攻撃を行なうと特殊変化率が上がる。

敵に対して「非近接攻撃」を行う

非近接攻撃は、弓、分身技などのセルフバーニングで反撃されない攻撃(カウンター攻撃も?)。
通常変化率が上昇し、特殊変化率は上昇しない。
攻撃がヒットする度に通常変化率のみ 上昇する。
分身技(トライシューター以外は非近接攻撃)が通常形態変化をさせやすいのは恐らくここに理由がある。同様にミリオンダラー(遠隔2回攻撃)なども通常形態変化させやすい。

更なる謎

魔法攻撃は無効?

上記の仮説が正しければ非近接攻撃でレベルに応じて多段攻撃になるウインドダートを使用すれば分身技同様もしくはそれ以上にスムーズに通常形態が移行する。しかし、実際レベル25前後のウインドダートを5人で連発しても形態変化はスムーズではない(恐らく防御時と同じ)。

シャドウサーバントの謎

上記の仮説が正しければシャドウサーバント付きの近接物理攻撃(例えば、龍陣烈火拳)を使うと高確率で特殊変化を誘発する。しかし、実際、シャドサを付けて烈火拳を使うと、分身技のように通常変化がスムーズに行われる。詳細は不明だが、シャドサ付きの攻撃は非近接攻撃扱いされている?

装備欄が形態変化に影響する?

状況再現を使って、1ターン目終了時に形態2に移行するようなパターンで固定した。そして、ある1人のキャラの武器欄にバイキングアクスを装備してこの状況再現を再度おこなったところ、形態2に移行しなかった(それ以外の戦闘内容は完全に再現されている)。当然、バイキングアクスはこの状況再現中で一切使用していないにもかからずである。装備するだけで状況再現に影響を与えるというケースはいままでに経験したことがないが、形態変化に影響を与える可能性がある

獣魔形態

各種獣魔の翼時においてもターン終了時に光の翼が発動する場合がある。これは完全にランダムではなく、まったく発動しなかったり、連続して発動するなど発動率がかなり偏っている。要因の一つはターン経過である。透明状態になって数百ターン待機していると光の翼が頻発して発動する確変期があるのが分かる。そして、そのような確変が数十ターン続いた後に再度全く発動しなくなる。確変期にあわせて行動すれば、光の翼の援護を計画的に利用しながら戦える。
 しかし、いくら待機してもまったく光の翼が発動しなくなるときや、反対にずっと確変期が続く場合もあり詳細は不明(光の翼に回数制限はないようだ。150回以上の発動を確認)。獣魔時の光の翼はターン経過に加えて、与ダメージなども影響してる?

光の翼確変期に獣魔解除した時の形態

上記の6の追記。獣魔形態における光の翼確変期に獣魔形態のHPを0にして獣魔を解除した場合、高確率で通常形態1~2になっている。また、非確変期に獣魔を解除した場合は、高確率で通常形態3~4になる。
  光の翼確変期に獣魔を撃破→高確率で通常形態1~2
  光の翼非確変期に獣魔を撃破→高確率で通常形態3~4

ただし、2回以降の獣魔は光の翼の確変期でも通常形態3~4に高確率で移行する?

光の翼の確変期と敵のHP

光の翼の確変期は敵のHPを関係している。恐らく10000ダメージ与えたあたりから光の翼の確変期に入る。そして、撃破間近になると光の翼は一切発動しなくなる(?)。また、確変期が始まってから敵にダメージを与えなければ確変期はずっと続き光の翼は際限なく発動する。

闇の翼形態

闇の翼形態は周知の通りアビス地相を変化させれば通常形態に移行する。この形態変化の条件に関しては不透明な点はない。 しかし、闇の翼を解除した直後にどの通常形態になりやすいか、という点が不透明である(おそらく形態3~4になる)。

first post 2010-08-21
last update 2011-12-27

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